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タンクさびの除去と内部コーティングで再生
しばらく乗らなかったらタンク内部にさびらしきものが見える、またタンクを覗いて見た時に、褐色のものが底部に溜まっているのが見える、この状態はタンク洗浄、あるいはさび取り処理をしなければならないかもしれません。「さびやガム質の溜まったタンク」でも 再生しふたたび、正常に使用できるようになります!
先日、タンク作業完了した岩手の高橋様からメールいただいたのでご紹介いたします。(8月9日受信分)
Subject: タンク、本日受け取りました。
ケイ・コーポレーション 齋藤様
CBR250RR のタンク、本日、到着しました。
タンクの内部ですが、錆だらけが新品のごとく、きれいに成っていてビックリしました。
又、機会がありましたら宜しくお願いします。
バイク好きの友人にも、勧めたいと思います。

「齋藤と申します。私が作業します。英国旧車が好きです。イクゾーストサウンドがいいですね。トラ、BSA、ノートンなどずいぶんいじくりました」
「タンクのさびは、大抵、さびを取ってコーティングすれば、また元気に走れるようになりますね。 再び活躍してくれることを願いながら作業してます。バイクが走っているイメージがわいてきますね」
「一個づつ作業するで手間がかかります。よみがえったタンクがバイクと共に、永くオーナーの元で地味に働いてくれること願っています」
タンクさびがガソリンの質をダメにする!!
- 水分、ガソリンのガム質分の蓄積、タンクには不純物が混入します!
- 何もしなくとも、ガソリンタンク内部にさびを発生させる要因がたくさんあります。まず、第一に考えられるのは水分です。
- さびは発生し始めると進行が早く、鉄部付着、固形化して水分を滞留させ表面をざらざらに侵食していきます。ミクロン状に微粒化したものはガソリンと共にポンプで送り出され、インジェクターやキャブレター経由でシリンダーに吹き込まれます。当然、微粒化したさび燃料系統に付着し、詰まりや腐蝕が始まります。
- 排気ガスと共にエキゾーストパイプやマフラーに付着し、さびの発生を内部からしやすくしてしまいます。
タンクさびの状態
- 本日(25日)、レオーネのタンク完成しました。その時の画像です。
バケツの底には蓄積物とさびが砂鉄状になってでました(左側)なんとこの量がバケツ1/3ぐらい! 5,6回薬品交換してようやく完全にさびを除去!
- タンク内はひどくなるとこのようにさびが張り付き(中央)、固形化します
- ゲージにはべったりさびが付着してましたがきれいになり(右側)、この後コーティングすれば問題なしです



- 油性分を取り除くための最初の洗浄作業です。すべてのタンクが対象です。
油性分除去のため、洗剤を入れた状態です。この状態ですでに内部の浮きサビが出ています。

このタンクのさび状態では燃料を送るパイプにサビ除去用フィルターを取り付けても、恐らく、又、詰まってしまいます。
- 洗浄、さび取り作業工程が完了した時点でのタンクの状態です。
乾燥後、内部コーティング作業に入ります。このままでも4週間ぐらいはさびが出ない特殊薬品処理をしています。

- コーティング完了

- ホンダライフ: 乾燥中 オーナー自身で市販のさび取り剤で挑戦しましたが、給油口裏側〈穴の開いている面裏〉にさびが残ってしまい、持ち込んできたものです。

- ホンダライフ:さびを再度完全除去し、コーティング完了です。

タンクをどのように乾燥しコーティングしているか
- タンクの形状はバイクによって、異なっています。専用の保持工具で、手に触れることなく作業します
- 汚れ、塗装に傷などを付けることなく、手作業が可能です。

タンクさびが発生する直接の原因
- 内部にガソリンあまり入っていない場合、内部空間の空気中の水分が夜間温度が 下がり水滴になりタンクに底部に貯まる。
- 雨天、洗車あるいは給油時などからの混入。
- 水分も関係しますが、鉄で作られたタンク自体の電気化学的腐食によるもの 。一旦、さびがあるタンクはこの傾向がさらに強くなります。
内部の形状が複雑なタンクはスコープで事前にチェックします。
タンクさびに起因するエンジン・トラブル
- タンクさびは燃料ポンプをはじめ、サプライ・ライン、インジェクターのトラブル、キャブレターを詰まらせるだけでなく、
- ミクロン状の粒子はシリンダー内部に入り、長い間にはシリンダー壁、ピストンリング、バルブなどの磨耗、腐食、孔蝕を引き起こします。
真っ赤にさびが出ており、コレではまったく燃料タンクとして使用できません。

- コーティングはさらに長期のさび対策として、あるいはピンホール防止のためにさびの状態が軽度の時期に施すことをお奨めします。
ガソリンの異臭が出て、穴あき寸前のタンクです。

タンク用市販のさび取り剤使用した時は・・・
- 現在、いろいろな「さび除去剤」が売られていますが、単にさびを取り、また燃料を入れても1ヶ月しないうちにポツポツと内部表面にさびが見えてきます。
- 除去剤はさびを落としますが、その後の酸化を永く防止する維持効果はありません。さびを落としたら、酸化作用が始まる前に表面を覆う、コーティング処理して、金属面を強力なコーティング皮膜で覆い、金属表面を水、空気と遮断する必要があります。
- 耐久性を上げるには金属面を薬品処理でさびを完全に落とし、酸化防止皮膜処理した後に、ガソリンに強い、耐油コーティングをする事が重要です。エンジンに清浄な燃料を送り、パワーアップしましょう。
→→タンクさびの再生作業〈ステップ〉ページも見てください。
タンク内部コーテングはエンジンまでも生き返らせます。
〜下の画像は照明で照らしコーティング仕上げ後に撮影したもの〜

- 凹んだタンクの直しや外装を再塗装することではありません。先に述べましたように燃料タンクは清浄なガソリンをエンジン側に供給するため、車やバイクに搭載された「燃料貯蔵タンク」です。
- 内部に不純物が混じっていれば、いくら高性能のエンジンでもその実力を発揮できません。多少外装が汚れていたり、凹んでいても内部がきれいであれば清浄な燃料を貯めておけるわけです。内部が勝負です。
- タンクさびを取り→きれいにした内部鉄部表面に耐油性のコーティングする。 →清浄な燃料とタンクの寿命の保持
- あまりさびが進行していない今なら、タンク内部金属があまり傷まないときに、さびを完全除去し、コーティングして内部再生できます。
タンクさび作業の不可能なものがります。
- 作業のできないタンクもありますのでこちらをご確認ください。
→作業のできないタンク →タンクさびの再生作業〈ステップ〉ページも見てください。
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