作業工程の詳細
作業工程の詳細
ガソリンタンクのさび取り、コーティングについての作業工程 (詳細)
タンク作業工程について、お問合せが多いので追加説明いたします。
*タンク内部のサプライパイプ先端にメッシュのフィルターが付いているものは、タンク再生作業はできませんのでご了承ください。
(特に外車のタンクは内部先端ついている場合があります。内部をよくチェックしてください)
- 通常、宅配で到着したタンクは当日中に油性分除去のため、洗剤を投入、2時間攪拌作業(高圧洗浄と漬け置き)
- 水道水による清水洗い(約20分)
- さび取り剤を高温水とともに投入。16時間から20時間、漬け置き。
- 過剰に薬品をいれ、長時間、置いておくとタンク金属が傷みますのでさび取り剤の排出タイミングは重要です。内部さび状態を監視しながら、見守ります。→(この辺は長年のカンに頼ります)
- タンク回転機に設置、ふたたび回転機でさび取り。
- 薬品排出、、内部さび状態検査→OKであれば水道水で洗浄。 (20分前後)
- 清水で高圧洗浄 (約10分)
- 内部の水を排出する。
- フラッシュさび止め剤、スプレー塗布、(放置約10分)
- 排出
- 強制乾燥 (約1時間から2時間))
- コーティング作業、コーティング剤はやや多めにスプレー(約10分)
- タンク回転→ムラのないように全体を回転まわす。
- 余分なコーティング剤を可能な限り排出。
- 仕上げ状態チェック、内部点検。
- 自然乾燥 (約24時間)→タンク外部クリーニング、取付け口など点検。
- たいていの場合、翌日か翌々日、宅配で依頼主返送。自然乾燥の依頼(ガソリンを入れるまで4日前後)
- 作業日数について
- 依頼される方の中には、短期間(3、4日)で返送されると、作業日数が短すぎ、手を抜いているのではと思う方がおられるのではないかと思います。(実際おりましたので・・・・)
- 内部に蓄積物、悪臭のあるタンクは、薬品、洗浄を3回ほど繰り返します。
- 薬品に長く漬けるほど(作業日数がかかるほど)内部金属が傷、さび、腐蝕が進行しているタンクです。
- 業日数が少ない(12時間から20時間程度でさびが完全除去)のはさびの程度が軽く、タンクの「鉄」そのものがあまり、さびに侵されていない、と言うことになります。
- 作業時間が短時間であるほど、タンクの痛みがなく、軽いうちに 手当てができたということです。
- さび除去が不完全で、乾燥するとさびの粉末が内部に残り、コーティング剤が浮いてしまいます。
- コーティング剤は余分なものはできるだけ排出しますが、タンクは形状が複雑で完全には出ないため、やや厚くなった感じになりますが、防錆皮膜の性能はかわりません。
タンクの送り先
- 〒339-0003 さいたま市岩槻区小溝876−180 ケイ・コーポレーション
- 事前にご連絡をください。?:048-798-9525