バイクのタンクのサビを100%除去!、金属防錆処理、さらに専用の耐油シーラー仕上げをします。

作業概要

作業概要 ~だめタンクを救う~

タンクさびとは
このページで、「タンクさび」とは内部にさび、ガム質、蓄積物、腐食臭などがあるものの総称です。

タンクさびの再生作業ステップはすべて一個ずつ、洗浄から、さび取り、タンクコーティングまで手作業で行います。

STEP-1 タンクさびの油成分除去

  • タンクさびが張り付いた内部の汚れ具合にはそれぞれの車種、用途、使用状態、保管状態、燃料の入れ具合(使用しないときはほぼ満タン、いつも半分以下など)、タンクの形状に違いますが専用の洗浄剤で汚れ、油成分を除去します。

作業前タンクの画像

  • タンクさびで、ガソリン腐敗臭の強く出ているものはさらに脱臭処理で時間をかけ、きれいにします。ガム質分、堆積物もこの段階で除去しますが、固着したガム質分は若干の残る合があります。堆積物は通常、かさぶた状になっており
    さびタ除去は時間がかかります。

タンクさびの作業前の状態→参考タンクさびの状態

STEP-2 タンクさびのさび取り

  • さび取り専用薬品でタンクさびをとりますが、薬品を中に入れて、通常12時間から24時間さび皮膜を徐々に溶解し、さび取りします。
  • タンクさび取り用の薬品はさびの状態(厚みや薬品の金属面への影響)を観察しながら、薬品濃度、時間を調整し、さび取りします。

STEP-3 タンクさび取り後の防錆皮膜処理

  • タンクさびのさび取り作業が完了したら清水で洗剤を十分洗い流し、金属面酸化させないように薬品で皮膜を作ります。
  • タンクさびが取れて、内部金属表面はさびが取れて無垢の金属表面になります。水分が抜けるとすぐ、酸化しやすい状態になります。
  • このままでは10分もしないうちに再度、タンクさびが発生してしまいます。
  • タンクさびが取れた後の内部の表面の酸化をしばらく防止する酸化防止のための薬品をかける必要があります。これをせずに内部の水分を抜き、表面を乾燥させたり、放置するとすぐに、金属表面が黄色っぽくなり、すぐ変色が始まります。
  • タンクさびのさびが部分すっかり取れ、きれいな内側金属表面のフラッシュ・ラストの防止は処理も乾燥作業と同時に重要です。

STEP-4 タンクさび除去後の薬品の乾燥時間

~タンク内部のコーティング作業前に、タンク内を乾燥しやや熱を加えて、暖め、コーティングの密着効果をあげます~
*現在、外車タンクの作業を行っておりません。
honda

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画像の説明

  • タンクさびのさび取り後はコーティング作業前に、乾燥作業があります。
  • タンクさびのさび取り後のタンク内部に残った水分は形状の複雑なタンクはなかなか抜けにくく、時間がかかります。
  • タンクさびのさび取り後の、再発生と酸化防止剤の乾燥時間とのタイミングは経験です。


    *市販の「さび取り」で「さび取りした後」の処理ができず、再度さびがでてしまう可能性があります。};

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STEP-5 タンクさび、さび取り完了後のタンク内部乾燥

  • 次は乾燥工程です。温風をタンクへゆっくり送り数時間乾燥します。
  • 水分が完全に吹き飛び、表面が乾燥してからコーティング作業には入ります。

STEP-6 タンクさびのさび取り完了後のコーティング

  • 最終工程はタンクコーティング剤を特殊なノズルで形状の複雑な内部の隅々まで吹き込みます。
  • コーティング後のタンクの再生→仕上がり画像

作業後の画像

  • タンクさびの除去後のコーティング剤は塗料の一種ですが、U.S.STNDARD FUEL TANK SEALERという商品で安全性、耐久性においても一級品です。
  • タンクの内部へは噴霧状態で入り込むので隅々までコーティングされます。タンクさびで使用不可能であったものがいよいよ「ガソリンタンク」としてよみがえります。

STEP-7 タンクの自然乾燥

  • タンクさび→蘇ったガソリンタンクへの再生完了後は自然乾燥になります。72時間から96時間の時間が必要です。
  • タンクにコーティング作業完了後、細部を点検します。
  • タンクさびのさび状態がひどく鉄板がざらざらに痛んでいるタンクは2,3回コーティングします。(割増料金になります)
  • タンクさび、再生完了後は、約24時間から48時間乾燥後に、発送準備します。

作業順序の詳細

〔参考〕さび取りとタンクコーティング剤はUS規格適合品です。

タンクの送り先

  • 〒339-0003 さいたま市岩槻区小溝876−180 サイト・ワークス
  • 電話:048-794-2478

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